何からすすめるDX
いきなりDX(デジタルトランスフォーメーション)と言われても「具体的にローカル企業でどのように対応すればいいのかわからない?」という経営者も少なくないでしょう。ATFのベースである長野市や松本市周辺の企業様も同様です。製造業は生産面のDXは比較的取り入れやすいのですが、営業面やマーケティング面ではかなり遅れているようです。サービス業・建築業などもマーケティング麺・営業面・社内業務に関しても立ち遅れているように感じます。ここで大きな問題はDXの完成像が見えていないことにあります。中期計画などで具体的なゴールを定めないとトランスフォーメーションできないという点です。「どう変わりたい!」がなければ方法論など議論できません。つまり、合理化して成果を得られ効果を高めることをその到達点を決めなければなりません。
まずは、DXについて今できることはなんでしょう?
具体的に明確になったら、「人」という資産をDXする必要があります。そのためには、SNSやメールの共有、CRMでの顧客管理やデジタルで効率を高め効果を得るための具体的な活動をしなければなりません。社内のICT関連のシステムを再構築するのはその先ではないでしょうか?Webを活用したり土台にあるマーケティング能力を高めることも必要になります。まず、亀のようにコツコツやっていくと知らないうちにDXの橋がかかりができます。
経営者は社員に経営のことを考えると言うけど?
よく経営者から発せられるの嘆きに「社員に経営のことを考えて欲しい!」とボヤキが聞こえます。そんなことも情報共有化をすることにより、社員の経営に興味を見出します、そのためのGoogel WorkspaceやCRMの活用が不可欠になります。言い換えれば、SNSも使っていない社員のいる会社ではメールも活用していないし、検索で何かを調べるという基本的な業務も手薄になっており、そこでDXという難題は、ハイキングの経験だけで北アルプスに登山するようなものではないでしょうか「まず慣れろ!」ということです。
DXは最大チャンスです
近い将来全ての業態でDXされるのでしょう。であれば早い方がいいに決まっています。でなければチャンスを逃します。それは経営の神様と言われたコトラー4.0(朝日出版)を読んでいあただければ理解できることです。私の業務は半分程度はスマートフォンをTOOLとして行っています。また、リモートワークもワークライフバランスもすべてデジタルの活用によりなされます。完全に5Gが活用できるようになれば、その速度も加速するでしょう。ですから今が最大のチャンスなのです。