ウェブ制作完了がゴールではないこと
ある企業のウェブサイトを制作しました。なかなかウェブからのお問合せや見積依頼を獲得することができませんでした。というのもターゲットが絞り込めないのが、大きなネックになっているように当初から私は感じていました。結果そのサイトの検索キーワードも大雑把な設定のみでした。しかし、様々な検索キーワードに変更しても全く反応がありません。加えて、Googleアドワーズを行ってもクリック数は上がるのですが、反応がないのです。ここで、弊社はPDCAサイクルを実施することをクライアントに提案した。何故ならウェブ制作をしても日々の運営が最も大切だからです。ウェブサイトというのは、ある意味で生き物のようなものだからです。
ターゲットの絞り込みにおけるクラントとの闘い
企業の経営者としては、様々な商品やサービスをウェブで訴求したいという思いはよく理解できます。しかし、その為、他社と差別化ができず、多くの関連キーワードのサイトの中に埋もれてします。また、サイトの訪問者すなわちユーザーの反応がないということは、ユーザーに「NO」と宣言されたものだと私は理解しました。
商品とウェブデザイン
ある程度のウェブサイトを制作して、全く反応がないのは、ウェブデザインに問題があるのか?商品に問題があるのか?の2点になります。私は当然、2点とも対処を行うこと決めました。ウェブデザインの問題は弊社の責任です。サイトを無料でリニューアルすることをクライアント様に告げました。
また、商品の絞りこみと、ペルソナマーケティングを行うことを企業の経営者に提案し、ターゲットを設定する作業を経営者とともに行いました。
成果を提供できないならウェブ制作費用を全額返金する
成果が提供できなければ、ウェブ制作費用を全額返金する覚悟で、作業に行いました。そのプレッシャから、大きな過ちを犯すことになりました。それは、せっかくペルソナマーケティングを行ったのに制作側が、そのコンセプトワークを崩してしまったのです。ここでの反省は、「売るぞ!」という強い意識が目的達成のために反対の行動をしてしまうということです。
更に、ウェブサイトを修正して、「何を売る会社」「誰に売る会社」「どんなベネフィットを与えるか」などを明確したサイトになりました。しばらくすると驚くような効果を得ることができました。ある一部のユーザーから「YES」と評価されたのです。その一部のユーザーだけで、その企業のサイトの費用対効果は十分なものでした。
ユーザーの声に耳を傾けろ!
ユーザーは自由でわがままな立場です。望むものでない以上彼らの応えは「NO」なのです。結果がすべて表現しています。ウェブデザインの良し悪しはあっても、多少の反応があるものですが、ユーザーの声とは?反応がなければ「NO」とそこには議論の余地もありません。商品もウェブデザインも「NP」とユーザーに宣告されたのです。その声に耳を傾けるのことからウェブ制作の成功の道を歩めるのではないでしょうか?
最後にATFは、リニューアル時に140%以上の効果を提供できることをお客様(クライアント)にお約束しています。そのための多くの成功実績から生まれたウェブ制作のノウハウを提供しております。